雪の津和野ツアー

久々の旅行、観光バスは去年の7月以来の事、随分と長いこと出かけなかったことになります。
今回はボランテアガイドの研修名目の津和野でした。予定外に寒い雪の津和野へ。
そこにはこんなに寒くても大きな鯉が元気に泳いでいた。
14年前、SL ツアーで来た時も同じ鯉がいたような。鯉は長生きらしいのでひょっとしてあの時の鯉かも、と思ったりしてしまった。
欧米のインバウンドが多かった。今日日のインバウンド、時代は変わって京都大阪の過密を避けてこんな所にも、と言うのが多いらしい。少しはオーバーツーリズムの是正になるかも知れないなあ
そう言えば何かの調査で山口県が行きたい日本のナンバーワンになってた。

とは言っても往路の中国自動車道や津和野への道中、見たのは閑散とした過疎の町の連続やったなあ。
季節が悪いと言えばそれまでやけども、例えば帰り寄った吉和SA。SAと言うとガソリンスタンドや飲食店、コンビニが立ち並ぶ場所と思っていたのがまさかの無人、唯一軒あったコンビニもこの冬に閉店していて。勿論ガソリンスタンドも閉鎖、飲食店も閉店
そんな中、感銘も受けた事、抜群にきれいなトイレと、充電スポット、それと大規模なスナックの自販機。
川柳にしてみると
 “トイレのみ抜群にきれい、と皆が言う”
 “こんな所にも 立派なEVステーション” 
と、なりました。
確かに人が多くて汚いトイレ、愛想の悪い店舗なんかよりはよほど良いし、今の時代は未だkeep distance を引きずっているし、無人化もマンざら悪くはないぞー。
以下、一日を画像にしてみました。

 

 

天地逆の西条酒蔵通りMAP

世界地図の南北を逆にすれば別の世界が見えて来る。
であれば、西条酒蔵通りの地図もその発想で西条駅起点の酒蔵ガイドマップを作ってみました。


通常の地図とは異なりJR西条駅が地図の下側に、当然左右も逆になっています。 この方が駅基準の散策では見やすいように思います。
今回はすべて手書きでやってみました。

余談かも知れませんが、
思うに西条酒蔵のボランテアガイドをやってて、自身はよく頑張ってると思ってる訳ですけど。ところが、割と身近の友人で、この町に長く住んでいる人ですら酒蔵通りとその歴史などを知ってる人て意外と少ないんや、と気づいた今日この頃です。

この様な参考資料はあちこちにあります。ぜひ1度探訪してみてください。
定期的な無料ガイドもありますよ。


 ①毎日曜日  西条駅2階 観光案内所 朝10時半出発 12時頃まで
   集まった方全部を一人のガイドが案内します


②毎月10日 西条駅2階 観光案内所 朝10時~10時半出発(随時)12時頃まで

ガイドの定例会を兼ねているので、ガイドは沢山います。

 

以下、補足です。

駅左側の、すなわち東側6箇所の酒蔵が対象となります。

何れも簡単な申込用紙で参加できます。
コース等は、ガイドによって、又各酒蔵の事情によって順路がことなります
各酒蔵は閉まっている場合もあり、ガイドにお任せ、となります。
その他、有料ですがガイドの派遣もあります。これは東広島市のホームページを参照ください。

 

 

西条酒祭り2023

酒広場での全国から集まったお酒、その中で思い出の2つの酒蔵との出会いがあった。その画像2つを先ず!

 

〇さてこの酒祭りの2日目、何故か去年も雨、今年も雨だった。


今年はコロナ明けで、フルの開催、何でも10月7,8日両日で20万人の人出だったとか。
時々雨の降る8日の日曜日、午後からはほぼ間断なく雨。そんな中、ボランテアが陣取る観光案内所です。僕はそこで朝9時から2時まで働きました。


本当は4時位過ぎまでやったけど、過去1度も入ったことがない酒広場に行きたくて早引きした。こんなわがままが言えるのはボランティアのええところかな。
全国の酒が待っている有料の会場。当日券は3500円、前売券をボランティアの先輩が手配してくれて3000円。とはいえ雨の中、逃げ場のない広場。真ん中のテントの休憩所は人が溢れ。まあ、これも或る種、風情と言うべきかね。

入り口で入場券と引き換えに、800銘柄のカタログ、少しのつまみ、利き酒用のお猪口、そして8枚綴りのクーポンを受け取り待望の会場に。

この利き酒用のお猪口、参考に入口で容量を聞いたら40mlとの答え、8杯でお酒2合ちょっとくらいになる、これで3000円か、上級酒ばかりなのでコスパはまあまあか、なあ。
ところが、、、、。
この日合計9杯飲んだ。ふらふらになった。 もともと、8枚綴りのクーポンやけど、一緒に行った人が一枚譲ってくれたので、こうなった。 これ最終日も後半の事、10月8日の雨の2時過ぎ、売れ筋は全て完売済、それでも尚も列をなしているテントもあり。性格的に並べないのでとにかく空いているテントへ行く事に。 するとこの場合、お猪口に例外なくなみなみと、こぼれるまでに嬉しいことに、注いでくれる。

 

家に帰って、なみなみと入れた場合の量を計量カップで測ってみた。 例のお猪口になみなみと水を注いで5回計量カップに入れる、目盛りを5で割ったら何と60ccもあった。それが9杯、と言う事は合計540ml、言い換えると 三合のお酒を一気に飲んだわけ。 そら、ふらふらになる訳や。 
こんな状態で5時からの次の集まり、二次会会場に向かった。 さすがに飲む量は加減した。年寄やからね。  

利き酒用のお猪口と言えど、侮るなかれ!


もっとも、早く完売してしまった人気のお酒は、多分やけど なみなみ、とは注いでもらえたかどうかは疑問。やはり40ml位やったのかもなあー。
最終日の後半、それも売れ残りそうなお酒を狙った我々は作戦勝ちだった、と言えなくもない、後になってそう思う。


そんな訳でどこのどんな酒を飲んだのかは記憶に無し。とは言え、日本各地の名酒、最低でも吟醸酒なので、度数は15度以上。コスパは良いと思う。

9杯の内覚えているのは、3種のみ。


1、栃木県 東力士 昔、当地に転勤時、訪れた時、小さなスケッチを描いた
2.大阪 堺の 千利休 通天閣の下のちっちゃな居酒屋で飲んだ。堺は僕の故郷でもあります。
3、島根県 死神 何度も行った江津のお酒だったので。何とインパクトのある名前で覚えていた

 

来年も又出会えたら良いなあ!

 

 

久留米のツバメ

このタイトル、“久留米のツバメ” は後で名付けました。
元々予定していたタイトルは “久留米、18切符で往復700キロ” だった。

8月後半の久留米行きから40日が経った今回想するにつけ、“あれ” が一番思い出として、18切符よりも鮮やかによみがえる。18切符なんて、特に記述するほどの事でもなインやあ。
尤もあれが本当にツバメの大群やったのか、の確証もない。夕暮れの西鉄久留米駅の東側スクエアを出たところのけたたましいチーチーッという大合唱、空中の電線を埋め尽くす小さな鳥の群れ、写真は撮ったけど、でも解像度が悪く尾っぽの形も確認出来ない。 
まあしかし間違ったとしても他人さんに迷惑をかける訳でもないので、とにかく自分なりにツバメと断定して。それでいいと自分なりに納得して先に進もう。

あのツバメ達、おそらく今頃は南シナ海の大陸沿海を南に下って飛行いるのかねえ、等と想像すると何と言うかワクワクする。郷愁と言うかロマンと言えない事もないなあ。
実はこれには伏線があるんです。今から15年程前、香港発着のクルーズでハロン湾海南島へ行った時の事、その帰路、深夜南シナ海に沿って北上する本船左舷の下を凄い対面速度ですれ違って行った渡り鳥の大群。紙吹雪の様に白く輝きながら海面すれすれに飛翔していった。あの大群を思い出していた。あっという間の出来事やったなあ。

ところで、何で18切符でしかも2泊もして久留米に行ったんかい、ですが、その説明はなしと言う事で。添付画像からご自由に推量くださいという事でネ。行程図を三つの画像にまとめました。
8月下旬とにかく暑かった久留米、そんななかで石橋文化センターの池のほとりで描いた小さな絵、を最初に、、してます。貴重です。

〇今回のこのツバメ達のおかげで思い起こした15年前のクルーズ体験、別途改めてブログに書いてみようかな、と思案中。

18切符残り


いくら行く当てがない、どこでもよいと思って出かけても、とはいっても実際には心のどこかで既に決めてあるもの、ですよね。
建前としては、何処でもいいからとにかくJR18切符残り一回を使い切る事、で出発。
9月の初め、適当に来た電車に乗ることにした。で先ず西へ、2時間弱かけて灼熱地獄の岩国駅に。以前は大掛かりな工事中やったけど、今はよく整備されていた。カンカン照りなので大きなロータリーをぐるっと回るアーケードの陰からはみ出ないようにして歩きます。 途中見つけた、ラーメン屋さんで昼食を取って、この駅は終わりとした。ラーメン屋さんにビールは無かった。なにせ暑すぎる!
コンビニに寄った後、岩国始発の糸崎行に乗る。ワンカップを買って、ちびりちびりの旅が続くんやで。最初は始発駅に戻ってそのまま帰宅するつもりやったけど、、でも途中に新たに考えが発生。そう、それは三原。これは18切符の最大の特典。気が変わればそのまま実行できてしまう。まあ一人の場合丈やけどね。
気持ちよく出発駅を通り過ごして、2時間と少しかけて三原駅へ着いた。こっちは昔スケッチに何度か来ている港の小さな丘まで、炎天下ヨタヨタと15分かけて歩いて行ったけど。思えば車中でこの三原に行こうと閃いた段階で、既に港、と言うKEY_WORD が脳裏にIN_PUT されていたかのように、ですな。
でも既に緑の丘も影になる樹々もなく、おまけにスケッチの対象となるべき船もなく、少したたずんだだけで、駅に踵を返してしまった次第。
駅前で3時OPENの居酒屋が無かったら、そのまま暑さたけが残ったつまらない旅だったかもしれない。飛び込んだ。
ちなみに、この居酒屋、西条にもあるチェーン店で、でも西条店は4時始まり、この差が実にラッキーであった。店員さんに聞いたら、ここ丈3時です、理由は分かりません、とのお答え。まあ、どうでもええけど。
生ビール1杯とつき出しと、併せて566円、コスパ満足!

付録の画像、三原が先になってしまいました。支離滅裂な私見付きです。

 

結果オーライ、格安バスツアー

旅行支援を利用したスーパー会員の招待バスツアーです。招待者は無料、一人追加は正規半額の3千円。行先はしまなみ海道の瓢箪島クルーズと愛媛県のマイントピア別子。2人で基本料金合計3千円、安い!


2023年7月下旬の暑い日の日帰りバスツアー,  普通楽しみな昼食ではあるが格安のそれで、期待通りとはいかず あっという間に終わった。オプションにしといたらよかったな、と後悔した人も多かったはず。勿論うちは我慢我慢。瓶ビール650円の追加出費丈で抑えた。
旅程のイラスト、久々の全部手書き、下手な字もPC入力が当たり前の時代では、それはそれで味があるでと自分で納得したんや、。 


出発が6時半、西条駅前、帰着が7時半と言う長い拘束時間の大半がshopping。その辺に格安ツアーの仕組みがある。Factory と言う名の福山の工場見学。50万円前後の高級毛皮商品を扱う某社の工場兼販売所。ベッドや 寝具、それに衣服等が夥しい店員さんにより プロモーションが行われた。約1時間、興味のない者にとってはしんどい時間帯やったなあ。

しまなみ海道は天気が良かったし、中々良し!
主な目的地の下手なイラストです。


バスはしまなみ海道大三島ICを出てすぐの、いのくち港へ、そして即乗船したバイキングA は1988年建造、船齢34年のベテランの働き者、このクラスとしては割と大きくて 定員80名、35総トンもある。又結構速力は早くて17ノット(約時速30キロ)も出るらしい。船の前後にじっとしている海賊の船長と刀を振りかざした海賊さん、一見子供だましと言えない事もないけど、実際そばで見てみると中々乙なもんじゃ、と思った。船のデザインそのものも結構凝ってるしネ。
巨大な斜張橋である多々羅大橋下をぐるっと回って、ひょうたん島の左手を通過。この島、小さい方が広島県で大きいのが愛媛県側とか、地図で確認した。本当やった。
約30分で少し北の盛港に着く、と同時に即バスに乗り換え出発。バスは陸路で回送かな。

尚、入港時大久野島からのフェリーが少し遅れて入港、たくさんの旅行者が下船した。どこに行くんかな、を確認する暇もなくバスは直ぐに発車した。少し時間が遅れているらしい。
大山づみ神社参詣の道の駅でやっと休憩、此処で参詣したかったなあ、残念。時間が足りない。
四国に渡る来島大橋は何時も絶景、入り組んだ激しい潮流があちこちに渦を作っているのが車上からでも見えていた。
昼食は、この種のツアー定番の リンリンパーク、相変わらず沢山の錦鯉が泳いでたよ。昼食コメントは前述の通り。
 
マイントピア別子は良かった。色々な仕掛けや展示物があって楽しめる。

江戸時代から昭和にかけての採掘技術の変化など興味津々やった。ここは戦後の復興に寄与した銅山。 以前訪れた世界遺産、いわみ銀山、と較べてみたら、魅力の差は歴然。銀山の方は個人的には2度と行かないと思った世界遺産やけど、ここは機会あれば又、と思う。あそこは歩く距離丈は非常に長く、又折角着いた坑道内は暗いトンネルの壁に 小さな写真等があるくらいで、あっという間にもう出口、なんじゃこれは、やった。

バスの添乗員さんは4月に入った若い新入社員、九州からの派遣、明日も広島らしい。非常に静かな人やった。朝の乗車前に会社から提供された座席表をバス乗車口の右側に、悩みもって貼りつけていた。なんでかな、後でわかった。その表、視覚的に上下が逆。運転席が上になっている。おかげで座席の右左を間違う客続出。僕も間違えたかと思い、もう一回張り紙を見にいったら、やっぱり左右を間違ってた。
急激な観光バスツアー増加に会社側の細かい気配りが付いて行っていない、を実感したバスツアーやった。
でも、安かったので納得の一日でしたよ。