西条酒蔵 裏通り

西条酒蔵裏通り、久々のスケッチ散策 2景 です
通常のガイドコースを少し離れた、奥まったところにも色々な見所があります。
今回は福美人の福神井戸とそれに面した路地の景色2枚をスケッチで紹介しましょう。
1,    福神井戸 この井戸は福美人酒造の敷地にあり、又左側の工場みたいな建屋は 亀齢酒造です
赤煉瓦の煙突は丸形で側面には、キレイ という文字形が取付けられています 右を向いて取り付けられているのでこの角度っでは班別不可となっています。JRの線路に向かって見えるようになっているみたいっです。
因みに福美人酒造の蔵の名前は七福神に由来しています。
2.路地のスケッチ
福神井戸から場所を変えずに左に90度向きを変えたところからのスケッチ。ずぼら、と言えない事もないですね。
細い路地、右側はさっきの丸い煙突の蔵で、亀齢精米所と言う表記がされています。左側は福美人、そして中央奥が賀茂鶴酒造になります。煙突の形に注意。
真ん中辺り、民家も混じってます。

〇付随した画像
それぞれを補足しています
この裏通りに限らず西条酒蔵通りからは何処に行っても複数の酒造会社の煙突が見える、これこそ、この日本三大銘醸地の一つと言われる理由の一つ、所以かも。

 

雪の津和野ツアー

久々の旅行、観光バスは去年の7月以来の事、随分と長いこと出かけなかったことになります。
今回はボランテアガイドの研修名目の津和野でした。予定外に寒い雪の津和野へ。
そこにはこんなに寒くても大きな鯉が元気に泳いでいた。
14年前、SL ツアーで来た時も同じ鯉がいたような。鯉は長生きらしいのでひょっとしてあの時の鯉かも、と思ったりしてしまった。
欧米のインバウンドが多かった。今日日のインバウンド、時代は変わって京都大阪の過密を避けてこんな所にも、と言うのが多いらしい。少しはオーバーツーリズムの是正になるかも知れないなあ
そう言えば何かの調査で山口県が行きたい日本のナンバーワンになってた。

とは言っても往路の中国自動車道や津和野への道中、見たのは閑散とした過疎の町の連続やったなあ。
季節が悪いと言えばそれまでやけども、例えば帰り寄った吉和SA。SAと言うとガソリンスタンドや飲食店、コンビニが立ち並ぶ場所と思っていたのがまさかの無人、唯一軒あったコンビニもこの冬に閉店していて。勿論ガソリンスタンドも閉鎖、飲食店も閉店
そんな中、感銘も受けた事、抜群にきれいなトイレと、充電スポット、それと大規模なスナックの自販機。
川柳にしてみると
 “トイレのみ抜群にきれい、と皆が言う”
 “こんな所にも 立派なEVステーション” 
と、なりました。
確かに人が多くて汚いトイレ、愛想の悪い店舗なんかよりはよほど良いし、今の時代は未だkeep distance を引きずっているし、無人化もマンざら悪くはないぞー。
以下、一日を画像にしてみました。

 

 

天地逆の西条酒蔵通りMAP

世界地図の南北を逆にすれば別の世界が見えて来る。
であれば、西条酒蔵通りの地図もその発想で西条駅起点の酒蔵ガイドマップを作ってみました。


通常の地図とは異なりJR西条駅が地図の下側に、当然左右も逆になっています。 この方が駅基準の散策では見やすいように思います。
今回はすべて手書きでやってみました。

余談かも知れませんが、
思うに西条酒蔵のボランテアガイドをやってて、自身はよく頑張ってると思ってる訳ですけど。ところが、割と身近の友人で、この町に長く住んでいる人ですら酒蔵通りとその歴史などを知ってる人て意外と少ないんや、と気づいた今日この頃です。

この様な参考資料はあちこちにあります。ぜひ1度探訪してみてください。
定期的な無料ガイドもありますよ。


 ①毎日曜日  西条駅2階 観光案内所 朝10時半出発 12時頃まで
   集まった方全部を一人のガイドが案内します


②毎月10日 西条駅2階 観光案内所 朝10時~10時半出発(随時)12時頃まで

ガイドの定例会を兼ねているので、ガイドは沢山います。

 

以下、補足です。

駅左側の、すなわち東側6箇所の酒蔵が対象となります。

何れも簡単な申込用紙で参加できます。
コース等は、ガイドによって、又各酒蔵の事情によって順路がことなります
各酒蔵は閉まっている場合もあり、ガイドにお任せ、となります。
その他、有料ですがガイドの派遣もあります。これは東広島市のホームページを参照ください。

 

 

西条酒祭り2023

酒広場での全国から集まったお酒、その中で思い出の2つの酒蔵との出会いがあった。その画像2つを先ず!

 

〇さてこの酒祭りの2日目、何故か去年も雨、今年も雨だった。


今年はコロナ明けで、フルの開催、何でも10月7,8日両日で20万人の人出だったとか。
時々雨の降る8日の日曜日、午後からはほぼ間断なく雨。そんな中、ボランテアが陣取る観光案内所です。僕はそこで朝9時から2時まで働きました。


本当は4時位過ぎまでやったけど、過去1度も入ったことがない酒広場に行きたくて早引きした。こんなわがままが言えるのはボランティアのええところかな。
全国の酒が待っている有料の会場。当日券は3500円、前売券をボランティアの先輩が手配してくれて3000円。とはいえ雨の中、逃げ場のない広場。真ん中のテントの休憩所は人が溢れ。まあ、これも或る種、風情と言うべきかね。

入り口で入場券と引き換えに、800銘柄のカタログ、少しのつまみ、利き酒用のお猪口、そして8枚綴りのクーポンを受け取り待望の会場に。

この利き酒用のお猪口、参考に入口で容量を聞いたら40mlとの答え、8杯でお酒2合ちょっとくらいになる、これで3000円か、上級酒ばかりなのでコスパはまあまあか、なあ。
ところが、、、、。
この日合計9杯飲んだ。ふらふらになった。 もともと、8枚綴りのクーポンやけど、一緒に行った人が一枚譲ってくれたので、こうなった。 これ最終日も後半の事、10月8日の雨の2時過ぎ、売れ筋は全て完売済、それでも尚も列をなしているテントもあり。性格的に並べないのでとにかく空いているテントへ行く事に。 するとこの場合、お猪口に例外なくなみなみと、こぼれるまでに嬉しいことに、注いでくれる。

 

家に帰って、なみなみと入れた場合の量を計量カップで測ってみた。 例のお猪口になみなみと水を注いで5回計量カップに入れる、目盛りを5で割ったら何と60ccもあった。それが9杯、と言う事は合計540ml、言い換えると 三合のお酒を一気に飲んだわけ。 そら、ふらふらになる訳や。 
こんな状態で5時からの次の集まり、二次会会場に向かった。 さすがに飲む量は加減した。年寄やからね。  

利き酒用のお猪口と言えど、侮るなかれ!


もっとも、早く完売してしまった人気のお酒は、多分やけど なみなみ、とは注いでもらえたかどうかは疑問。やはり40ml位やったのかもなあー。
最終日の後半、それも売れ残りそうなお酒を狙った我々は作戦勝ちだった、と言えなくもない、後になってそう思う。


そんな訳でどこのどんな酒を飲んだのかは記憶に無し。とは言え、日本各地の名酒、最低でも吟醸酒なので、度数は15度以上。コスパは良いと思う。

9杯の内覚えているのは、3種のみ。


1、栃木県 東力士 昔、当地に転勤時、訪れた時、小さなスケッチを描いた
2.大阪 堺の 千利休 通天閣の下のちっちゃな居酒屋で飲んだ。堺は僕の故郷でもあります。
3、島根県 死神 何度も行った江津のお酒だったので。何とインパクトのある名前で覚えていた

 

来年も又出会えたら良いなあ!

 

 

久留米のツバメ

このタイトル、“久留米のツバメ” は後で名付けました。
元々予定していたタイトルは “久留米、18切符で往復700キロ” だった。

8月後半の久留米行きから40日が経った今回想するにつけ、“あれ” が一番思い出として、18切符よりも鮮やかによみがえる。18切符なんて、特に記述するほどの事でもなインやあ。
尤もあれが本当にツバメの大群やったのか、の確証もない。夕暮れの西鉄久留米駅の東側スクエアを出たところのけたたましいチーチーッという大合唱、空中の電線を埋め尽くす小さな鳥の群れ、写真は撮ったけど、でも解像度が悪く尾っぽの形も確認出来ない。 
まあしかし間違ったとしても他人さんに迷惑をかける訳でもないので、とにかく自分なりにツバメと断定して。それでいいと自分なりに納得して先に進もう。

あのツバメ達、おそらく今頃は南シナ海の大陸沿海を南に下って飛行いるのかねえ、等と想像すると何と言うかワクワクする。郷愁と言うかロマンと言えない事もないなあ。
実はこれには伏線があるんです。今から15年程前、香港発着のクルーズでハロン湾海南島へ行った時の事、その帰路、深夜南シナ海に沿って北上する本船左舷の下を凄い対面速度ですれ違って行った渡り鳥の大群。紙吹雪の様に白く輝きながら海面すれすれに飛翔していった。あの大群を思い出していた。あっという間の出来事やったなあ。

ところで、何で18切符でしかも2泊もして久留米に行ったんかい、ですが、その説明はなしと言う事で。添付画像からご自由に推量くださいという事でネ。行程図を三つの画像にまとめました。
8月下旬とにかく暑かった久留米、そんななかで石橋文化センターの池のほとりで描いた小さな絵、を最初に、、してます。貴重です。

〇今回のこのツバメ達のおかげで思い起こした15年前のクルーズ体験、別途改めてブログに書いてみようかな、と思案中。

18切符残り


いくら行く当てがない、どこでもよいと思って出かけても、とはいっても実際には心のどこかで既に決めてあるもの、ですよね。
建前としては、何処でもいいからとにかくJR18切符残り一回を使い切る事、で出発。
9月の初め、適当に来た電車に乗ることにした。で先ず西へ、2時間弱かけて灼熱地獄の岩国駅に。以前は大掛かりな工事中やったけど、今はよく整備されていた。カンカン照りなので大きなロータリーをぐるっと回るアーケードの陰からはみ出ないようにして歩きます。 途中見つけた、ラーメン屋さんで昼食を取って、この駅は終わりとした。ラーメン屋さんにビールは無かった。なにせ暑すぎる!
コンビニに寄った後、岩国始発の糸崎行に乗る。ワンカップを買って、ちびりちびりの旅が続くんやで。最初は始発駅に戻ってそのまま帰宅するつもりやったけど、、でも途中に新たに考えが発生。そう、それは三原。これは18切符の最大の特典。気が変わればそのまま実行できてしまう。まあ一人の場合丈やけどね。
気持ちよく出発駅を通り過ごして、2時間と少しかけて三原駅へ着いた。こっちは昔スケッチに何度か来ている港の小さな丘まで、炎天下ヨタヨタと15分かけて歩いて行ったけど。思えば車中でこの三原に行こうと閃いた段階で、既に港、と言うKEY_WORD が脳裏にIN_PUT されていたかのように、ですな。
でも既に緑の丘も影になる樹々もなく、おまけにスケッチの対象となるべき船もなく、少したたずんだだけで、駅に踵を返してしまった次第。
駅前で3時OPENの居酒屋が無かったら、そのまま暑さたけが残ったつまらない旅だったかもしれない。飛び込んだ。
ちなみに、この居酒屋、西条にもあるチェーン店で、でも西条店は4時始まり、この差が実にラッキーであった。店員さんに聞いたら、ここ丈3時です、理由は分かりません、とのお答え。まあ、どうでもええけど。
生ビール1杯とつき出しと、併せて566円、コスパ満足!

付録の画像、三原が先になってしまいました。支離滅裂な私見付きです。