道後温泉日帰りツアーに行ってきました

こんな時になんで、とお思いでしょうが、

2月の後半、西条駅発着の日帰りツアーに行ってきました。このツアー、世間を騒がす新型コロナのおかげで一台のバスが減ったそうですが、それでも他の県内の出発地を含め5台、200名近い参加者です。
出発まもなく、車内で添乗員の方がマイクで自嘲気味に
“こう言う時節ですが、皆さんには良いことがあります。観光地は今は何処も空いているのです” と。

〇今回のコースです


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絶景の瀬戸内海を望みながらバスは今治へ、そしてタオル美術館を経て昼食場所へ。

結構豪華でボリュームも満点です。


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其の後、砥部焼陶芸館見学、そして砥部七折の梅まつりへ。ここでのビックリはすごい車と人の数。フェンスの無い狭い山道は行きかう人で危険なくらいでした。杖を突いた人が下に落ちないかと。途中の広場では地元のボランティアがふるまいの梅茶を準備されていました。



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此処だけ何故混んでいるのかな、と思いながら次の目的地、道後温泉へ。バスを降りて本館の神の湯まで歩きです。すると、思いがけなく、なんと行列でした。何十人の人が外で入館を待っています。中に入れないのです。


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これではたとえ入ったとしても満員でしょう。助け船が入り近くの椿湯の方にいきましたが、そこも結構な人でそうのんびり入浴、と言う訳にはいきませんでした。さすがに外国の方は少なかった様ですが。

帰りの車中で添乗員の方からは何故混んでいたのかの説明はありませんでした。分からないんでしょう。

Nコロナの発症の無い県を選んでお客さんは動いているのかもしれませんね。
帰りは、瀬戸田PAで最後の休憩。午後6時ごろ、海を赤く染めながら島影に沈んでいく夕日を見ながら、いい天気であった事を感謝しました。


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〇新型コロナ、かかってもいい、でも死にたくはない、それに負けない体力を維持しておこう、と今は考えています。いつも通りの生活が委縮しないようにしましょう。
Nコロよりも怖いのは人間の性です。皆が後ろ向きになって、結局せっかく築き上げた経済や文化を壊してしまう事です。それで倒産企業が増えたり、職を失ったりでは元も子もありません。最近のトイレ紙買占め騒動などはその最たるものではないでしょうか。愚かな人間にはなりたくない、と自分に毎日言い聞かせています。