尾道港の夢物語です。
以下、本文です。
尾道駅、新しくはなったけど
尾道港は瀬戸内海クルーズのハブ港となるべき、でも、現実は、、。
2019年3月10日、尾道駅、及び周辺が新しく生まれ変わりました。橋上駅からは段差なしでゆったりとした橋上連絡通路が設けられ、ショッピングモールを経由してポートターミナルへ、そして海岸へ行けるようになったのです。
これほど鉄道の駅と、旅客船乗り場が近い港は知っている限り他にありません。
更に海岸には尾道水道に並行して、公園を併設したまっすぐに伸びた遊歩道があります。市民の憩いの場としても申し分のない空間となっている訳です。
でもこの海岸の一直線に伸びた遊歩道、これが後に述べる寂寥感につながったのです。
共用開始の前日、著者はこの尾道港から鞆の浦への小型クルーズ船に乗る機会を得ました。写真は海から見た新しい尾道港周辺です。
前述の海岸の遊歩道が右方向に伸びています。180m位はあるでしょう。それが実に殺風景に見えました。
港町、尾道とは言うけれど、お客さんの殆どは鉄道、或はバスを利用して来られるわけです。折角、鉄道の駅と港が二階の通路で直結され、ホテルまで備えたポートターミナルが有るのに、この港に大きな客船は皆無。小さな船ばかりです。当然海から来られるお客さんはゼロに等しいと思われます。
まっすぐの遊歩道、岸壁にも見えます。そこに1万トンのクルーズ船を想像して見てください。岸壁長は180mもあれば十分です。
こんな景色が尾道にはふさわしいとは思いませんか?
ここで、文頭のイメージ画像を参照してください。
駅の展望台からも素晴らしい光景が広がるでしょう。尾道の価値を100倍に高めること間違いなしです。
尾道港を出港して後ろを振り返って、そんな光景を思い描きました。帰宅後作成した夢物語のイメージの合成画です。